神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
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さて、今回はお部屋の収納について基本的な考え方を整理してみたいと思います。
この考え方をしっかり持っておかないと、あっという間に部屋は散らかった状態に逆戻りしてしまいます。
あなたも片付けを行う前に、ぜひ確認してみてください。
1. 収納場所の基本
モノを上手に収納して片付いた部屋にするためには、モノの収納場所に定位置を決めておくのが有効です。
食器であれば食器棚、本であれば本棚、というのは当たり前ですが、毎日使うお茶碗を食器棚のどの位置に収納するのか、大好きなファッション雑誌を本棚のどのあたりに収納するのかを決めておくのです。
このことにより、一度出したものを戻すべき場所が決まるため、空いているスペースに無造作に格納していつの間にかどこにしまったかわからなくなる、といった悲劇が起きにくくなります。
それでは、「定位置」はどのように決めたらよいのでしょうか。
(1) よく使うもの
よく使うものは、よく使う場所の近くで、しかも生活動線上の出し入れしやすい特等席に収納してあげましょう。
例えば、毎日料理に使う調理器具や調味料なら、キッチンの近くの引き出しや戸棚で、しかも自然に立った姿勢で無理なく出し入れできる位置に置くべきですね。
(2) たまにしか使わないもの
たまにしか使わないものは特等席に置く必要はありませんが、それでも使う場所の近くには置いておきたいものです。
たまには使うわけですから、近くにないからせっかくあるのに使わない、といったことにならないようにしたいものです。
例えば、たまにしか使わない圧力鍋はキッチンの戸棚の少し手の届きにくい場所に置くとか、しょっちゅうは着ないけどお気に入りの洋服はハンガーパイプの端のほうに掛けるとか、生活動線をやや犠牲にして収納するイメージです。
(3) 季節もの
季節のモノは、時期が来れば確実に使うものですから、そのときになってどこにしまったのかわからなくなるようでは困ります。
それでも、日々の生活で頻繁に出し入れするものでなければ、少々出しにくくてもよいので、確実にあそこにあると確信できる場所に収納しましょう。
例えば、冬しか使わない暖房器具、冬物の衣類などは、夏場には不要でも冬が来れば必ず必要になりますから、生活動線を考慮に入れない取り出しにくい押入れの奥でもよいので、決まった場所にまとめて置いておくのがお勧めです。
2. 収納スペースの使い方の基本
次は、収納スペースをどう使ってモノを収納するのがよいのか、その基本的な考え方です。
(1) スペースに余裕をもって収納
収納スペースにギチギチに荷物を詰めたらどうなるでしょう。
少し物が増えたらすぐに行き場がなくなってしまいますし、「定位置」が維持できなくなるのは目に見えています。
こんなことにならないように、収納スペースには余裕をもって1~2割は常に空けておくような収納を心がけましょう。
(2) 「見える」ように収納する
どんなにきれいに収納しても、見えない場所にしまってしまうと、場合によってはそのモノの存在を忘れてしまうなんてことになりかねません。
この悲劇を避けるには、できるだけモノが見えるように収納することが大切です。
具体的には、引き出しや衣装箱にモノを積み重ねて収納しないこと、戸棚の場合は背の高いものを奥に、背の低いものを手前に置くようにすることなどが「見える化」のコツです。
どうしても見えない場所に収納しなければならないときは、あくまで美観を損ねないようにという前提ではありますが、収納場所に何があるのかを書いた紙を貼っておくとか、収納ノートを1冊作って、宝の地図のようにどこに何を収納したかをメモしておく方法も有効です。
(3) 収納グッズは極力使わない
世の中にはいかにも便利そうな収納に関するアイディア商品がたくさんありますよね。
ホームセンターや100円ショップに行くと、ついついそんな収納グッズを買ってしまい、収納グッズを買っただけで片付けをやった気分になってしまう人もいるのではないでしょうか。
でも、これは大きな落とし穴なのです。
収納グッズがあると、「使わないから捨てる」という思考にはなりにくく、「収納グッズがあるから使わないけど残す」という考えになりがちで、不要なものが増えていく悪循環に陥るリスクが高くなります。
もちろん、収納グッズが全てダメではありませんが、自分にとって本当に必要なグッズなのかどうかをしっかりと見極めるようにしましょう。
3. 日々の心がけ
最後に、実はこれが最も重要なのですが、日々の心がけについてです。
たとえ一度モノをしまう定位置を決めて、収納スペースにわかりやすく収納したとしても、それを使ってから元の場所に戻さなければ、すぐに部屋は散らかってしまいますので。
(1) 毎日少しずつの片付けと掃除
基本中の基本ですが、とにかく、日々の整理整頓と清潔な住環境の維持を習慣づけることが何よりです。
部屋が散らかった状態になる前に、少しずつでも片付けることがとても大切です。
(2) 出しっぱなしのモノにも定位置を
とはいえ、お仕事が忙しかったり、お子様の面倒を見るのが大変だったり、とにかく毎日が忙しい場合もあると思いますから、毎日少しずつとは言っても、片付けを日々継続するのは簡単ではありません。
そんなときは、部屋に大きめのカゴを置いておき、すぐに片付けないものは全てそのカゴに突っ込んでおきましょう。
でも、そのカゴが溢れる前には、必ずカゴの中のモノを本来の定位置に戻すようにしてください。
このように、出しっぱなしのモノをそこら中に散らかすのではなく、暫定的な定位置(カゴ)に置きっぱなしにすることで、片付けなければならないモノが見える化して、片付けに取り組みやすくなるのです。
(3) 使わないものは処分する
断捨離しても、なぜかモノというのはすぐに増えていきます。
便利で進歩が速い世の中ですから、モノを増やさないのはとても難しいですよね。
そこで、使わないモノを処分することが日々の心がけの面でも非常に重要になってきます。
月に1度は使わないものをチェックする日を決めて「捨」に取り組むのがお勧めです。
以上、今回は、ウェブサイト管理人が普段心がけている、収納の基本的な考え方について書いてみました。
あなたも、上手にモノを収納して、ぜひ快適な毎日をお過ごしください。