神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
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さて、今回は部屋を片付ける前に行うべき「断捨離」についての第3弾です。
第1弾では「捨」の準備について、第2弾では「捨」の基準についてウェブサイト管理人のやり方をご紹介しました。
今回は、いよいよ「捨」の実行編です。
限られた時間を効率的に使って作業を進められるように、決めたことをしっかり実行していきましょう。
5.「捨」を実行する
(1) 仕訳対象のモノを全部出す
まず、床の上でも、テーブルの上でも、ベッドの上でもどこでもよいので、仕訳対象のモノをすべて置いておけるスペースを確保しましょう。
次に、仕訳対象と決めたターゲットを、何も考えずに家中のありとあらゆる場所から出してそのスペース1か所に集めます。
衣類や文房具など、場合によっては家中に散らばっている場合もあると思いますが、ちょっと面倒でも全部出しましょう。
これによって、そのターゲットの全体量が正確に把握できるので、正しい「捨」の判断が行いやすくなります。
また、1回でそのカテゴリーの「捨」が完結するので、次のステップに進むモチベーションも維持しやすくなりますよ。
(2) 捨てるものと残すものを1つ1つ仕訳する
ターゲットのモノを全部出したら、1つ1つを手に取って、予め決めた「捨」の基準にしたがって、「残すもの」、「捨てるもの」のいずれかに仕訳していきましょう。
もちろん、手に取らずに目で見るだけで判断してもよいのですが、手に取ったほうが、それを使っている自分や家族の姿がより具体的に想像しやすいので、それが想像できないモノへの「捨」の判断が下しやすくなります。
予め決めた基準で「どちらにも当てはまらないもの」については、あまり時間をかけずに手に取った感覚で判断しましょう。
間違っても、そのモノの思い出に浸るのに時間を使ったり、昔話に花を咲かせてしまってはいけません。
あなたは「捨」の作業を行っているのですから、あくまでも今のあなたにそれが必要なモノなのかどうかだけを考えて、ここはぐっと我慢して仕訳作業を続けましょう。
この仕訳作業をしばらく続けていくと、予め決めていた自分の「捨」の基準がより鮮明になってくると思います。
それはモノに対する自分の考え方を確認することでもあります。
やや大げさに言えば、「捨」に向けた仕訳は今の自分自身の内面と向き合うことでもありますので、その時間を大切に作業を進めていきましょう。
(3) 残すものを収納場所を決めて収納する
さあ、仕訳が済んだら、次は残すものをどこに収納するのかを決めて、1つ1つ収納していきましょう。
元の収納スペースから捨てるものをどけると、スペースにはかなり余裕ができていると思いますので、出し入れしやすい場所を選んで残すものを収納しましょう。
ここで出し入れしにくい場所にしまってしまうと、次に出したときに片付けるのが億劫になって部屋が散らかる原因になりますし、出すこと自体が億劫になってしまうと、いつの間にかタンスの肥やしに、なんてことにもなりかねません。
なお、このとき、これまで収納に使っていたポリケースやラックなどの収納グッズが空の状態で余ることがあるかもしれません。
そんなときは、その収納グッズも「捨」に仕訳することをお勧めします。
収納グッズがあれば何か入れたくなるのが人情で、ついついモノを捨てられなくなりがちですから、入れるものがなければ処分してしまいましょう。
(4) 捨てるものを処分する
最後に、「捨」の仕上げとして、捨てるものに仕訳したモノの処分です。
実はこの捨てるものの処分や手続きが結構面倒で、これが原因で断捨離に挫折してしまう人もいるので要注意です。
以前も書きましたが、自治体によって、何をいつ回収するのかはそれぞれ異なりますので、そのルールをしっかり確認しておきましょう。
また、家電リサイクル法の対象品やパソコンなど、自治体は回収を行わず、業者に回収を依頼しなくてはいけないものもありますので、どんなものがそれに該当するのかをしっかり把握しておきましょう。
ちなみに、横浜市の場合だと、市が収集するものは細かく次のように決められています(自治体によって異なりますのでご注意ください)。
・燃やすごみ、燃えないごみ、乾電池、スプレー缶・・・週2回回収
・缶・びん・ペットボトル、小さな金属類、プラスチック製容器包装・・・週1回回収
・粗大ごみ・・・事前申込
・動物の死体・・・個別相談
一方、古紙(段ボール、新聞、紙パック、雑誌等)、古布(衣類、シーツ、毛布、カーテン等)は、市ではなく地域で資源集団回収するものとされています。
他方、市では収集できないものとして、テレビ、エアコン、冷蔵・冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機などの家電リサイクル法の対象品は家電小売店等に回収を申し込む必要があります。
また、パソコンはメーカー回収や小型家電リサイクル法に基づく回収が必要です。
その他では、ピアノ、消火器、バイク、タイヤなど処理が困難なもの、請負工事で出たごみ、一時多量ごみ、事業に伴って出たごみは市では回収してくれないので、専門の業者に依頼する必要があります。
6. ただし無理な断捨離には要注意
片付ける前の断捨離の「捨」の実行編はいかがだったでしょうか。
最後に、せっかくの断捨離で無理をして後悔することがないように、「捨」の前には、再度、次の点を確認しましょう。
(1) 家族のモノ、人のモノを勝手に捨てていないか
家族といえども、自分のものを勝手に捨てられたら頭にくるものです。
家族のモノ、家族の共有物を処分する場合には、必ず同意を取ってから捨てましょう。
断捨離に慣れてくると、断捨離していない家族のモノまで捨てたい衝動に駆られることがありますが、自分のモノ、共有物、自分以外の人のモノはしっかり区別して、断捨離の対象は自分のモノに限定して行ってください。
断捨離で起こる家族のトラブルの大半がこれですから、ご家族がいらっしゃる方は十分にご注意ください。
(2) お金で買えない本当に大切なモノまで捨てていないか
一旦捨てたら取り返しがつかないものは、特に慎重に確認しましょう。
後で後悔する場面が頭に浮かぶようなら、ちょっと考えなおしたほうが良い場合もあります。
(3) 実は必要だったモノまで捨てていないか
断捨離に慣れてくると、身軽になる気持ちよさから、結構思い切って「捨」ができるようになってくると思います。
このとき、調子に乗って、あれもこれもと捨ててしまうと、うっかり必要なものまで捨てるものに仕訳してしまいがちです。
あまり焦らずに、本当に不要かどうかを1つ1つ判断していきましょう。
7. まとめ
以上、散らかった部屋を片付けたいあなたが、片付けの前に行うべき断捨離について、3回にわたってウェブサイト管理人のおすすめの方法をご紹介してきました。
あまり気合を入れすぎても長続きしませんが、気持ちを決めて行動しないことには始まりません。
とにかく、まずは時間を確保し、仕訳のターゲット範囲を決め、「捨」の基準を決めて、あなたも断捨離生活を目指してみましょう。