神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
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今回のブログではどんなに片づけをしっかりやって整理整頓しても、どうしても逃れられないホコリや汚れについてまとめてみたいと思います。
部屋の片付けや断捨離を行えば空間的には余裕が出ると思いますが、それでも部屋のあちこちがホコリだらけだったり、水回りにカビが発生していたりでは快適には生活できません。
まずは、ホコリや汚れの正体とその弊害をしっかり確認しておきましょう。
1. ホコリや汚れの正体
(1) ホコリ
英語で言うとハウスダストですね。
どんなにきれいに掃除をしても、しばらくすると必ず出てくるホコリは、一体どうやって発生するのでしょうか。
実は、一口にホコリと言っても、目に見える綿ボコリから目に見えない花粉などまでその種類は様々です。
具体的に、目に見えるホコリとしては、綿ボコり、繊維クズ、昆虫の死骸、食べ物クズ、髪の毛、ペットの毛、砂ボコリなどが挙げられます。
一方、目に見えないホコリというのも結構あって、例えば、花粉、ダニの死骸、ダニのフン、排気ガス、人のフケやアカ、カビの胞子、細菌、ウィルス、たばこの煙などが挙げられます。
しかし、何と言っても人が住む部屋で発生するホコリの多くは、我々が日常の生活で利用している布団や衣服から出てくる繊維クズです。
微細な繊維クズが人が部屋で活動する過程で発生し、空中を浮遊したり、それが床に落ちて他の繊維くずや髪の毛と絡まったりして、大きな綿ボコりにまで成長するのです。
これらのホコリは、部屋の中で人が動くことによって再び空中に舞い上がります。
それから、ゆっくりと時間をかけて床に落ちてくるのですが、その間に人が呼吸で吸い込んでしまったりするわけです。
(2) 汚れ
水分を含まないホコリであれば、床やモノに乗っかった状態になっているので、モップ掛けや雑巾掛けを行えば大概はきれいに落とすことができます。
しかし、このホコリに水分や油分が吸着すると床やモノに吸着してベタついたり、ひどくなるとしみ込んでしまって、ちょっとやそっとでは落ちない「汚れ」になっていきます。
こうなると、掃除するのも大変です。
水拭き程度で落ちるうちはまだマシですが、ひどくなると洗剤が必要になったり、それでもダメだとヘラでかきとったり、より強力な洗剤を使う必要が出てきます。
ですから、ホコリが汚れに変わる前にマメに掃除をすることがとても大切なんですね。
2. ホコリや汚れの弊害
「ホコリでは人は死なない」なんてことを言う人もいます。
もしも、ホコリも汚れも単に見た目が不快なだけで、それ以外に悪影響がないのであれば、放っておくのも1つの方法ですよね。
でも、本当に悪影響がないかというと、残念ながら、悪影響は大アリなのです。
(1) 生物粒子による健康被害
生物粒子というのは、ダニの死骸やフン、花粉、カビの胞子、細菌などの生物由来のホコリ(ハウスダスト)のことで、アレルギー性の鼻炎、皮膚炎、結膜炎やぜんそくなどの原因になります。
花粉症の季節を過ぎているのに、ご家族に慢性的な鼻詰まりや鼻水に悩まされている方がいる場合には、この生物粒子によるアレルギーの可能性があります。
今では、アレルギー専門の病院やクリニックでアレルギーの原因物質を調べることもできます。
気になる方はこういった病院を受診して、そして、お部屋をきれいに掃除しましょう。
(2) ダニ、カビの発生
ホコリや汚れはダニやカビの栄養源(エサ)になります。
特に、食べ物クズ、髪の毛、人の皮膚やアカなどが落ちた場所をそのまま放っておくと、ダニやカビを増殖させてしまいます。
ダニが栄養を摂れば、当然出るものもあるわけですから、ダニのフンも増えていきます。
こうして、恐ろしい生物粒子がどんどん増えていってしまうわけです。
(3) 害虫、害獣の発生
ダニやカビが好むホコリや汚れは、ゴキブリやムカデなどの害虫の大好物でもあります。
害虫もエサを食べればフンをしますので、これがまた健康被害の元になります。
さらに、害虫が増えると、害虫をエサにするネズミなどの害獣もよってきます。
彼らも生き物で当然フンをしますから、家はますます不潔になってしまいます。
(4) トラッキング現象による火災
部屋のコンセントにプラグを差した状態で長期間が経過すると、コンセントとプラグの間にホコリが溜まり、そのホコリに水分が付着した状態で電圧がかかると発火することがあります。
この現象をトラッキングといいますが、電源スイッチを切っていたとしてもプラグを差したままになっていると発生する可能性があります。
特に、湿気が多いトイレや洗面所は要注意です。
何もしていないのに発火して火災になったら目も当てられませんから、たまにはコンセントとプラグのホコリをチェックして、ホコリがあればきれいにふき取りましょう。
(5) 家や部屋の傷み
部屋のホコリや汚れを放っておくと、究極的には、部屋の壁や床などの材質を腐らせたり、カビの発生によって変質させたりと、家そのものを傷めてしまうリスクがあります。
たかがホコリ、たかが汚れでも、これが毎日、毎月、毎年と積み重なっていくと、家の寿命を縮めることにつながることがあるのです。
さて、いかがだったでしょうか。
もしもあなたご自身やご家族の体調がすぐれないようであれば、まずは、お部屋のホコリや汚れの影響を疑ってみてください。
毎日マメにホコリと汚れを取り除くお掃除を続けていったら、その先に健康で快適な生活が待っていますよ。