2020年4月4日より、鎌倉街道側の建物表玄関から、屋内の広くて緩やかな階段を下りて地下1Fのトランクルーム施設内に出入りできるようになりました。
従来の裏通り側の出入口も引続きご利用可能です。
鎌倉街道側と裏通り側の2つの出入口が使えて、地下鉄蒔田駅徒歩2分の便利なトランクルーム、【ジャストキューブ南区宮元町】をぜひご活用ください。
ご見学、お申込は、0120-961-344へ。お電話をお待ちしております。
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神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
当店のブログをご訪問いただき、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がってきてしまいました。
スポーツイベントや芸能イベントはことごとく中止や延期になり、経済活動全般への影響も避けられない情勢です。
まだまだ終息の兆しが見えない状況ですから、東京オリンピックも含め、これからどんな影響が出てくるのか非常に心配ですね。
感染リスクを考えるて外出を控えて自宅で過ごす時間が長くなる人もいると思いますので、この際、思い切ってお部屋をピカピカにお掃除してしまうのも一案ではないでしょうか。
さて、今回は、掃除を効率的に、上手に行うために頭に入れておくべき段取りを紹介したいと思います。
せっかく一念発起して掃除を始めても、段取りを間違ってしまうと不必要に時間がかかってしまったり、きれいにするどころかかえって部屋を汚してしまったり、家具を傷めてしまったり、なんてことになりかねません。
是非、掃除の正しい段取りを確認して、短時間で効率よくお部屋をきれいにしてください。
日々の掃除でまずきれいにしておきたいのがホコリですが、例えば高い場所をハンディモップなどで掃除するとどうしてもホコリの一部が上から下に落ちてきます。
軽くて舞いやすいホコリも最終的には地球の重力には逆らえませんから、ホコリを掃除しても床に落ちることを前提に、必ず上から下への順序で掃除を行いましょう。
順序を逆にしてしまうと、せっかくピカピカに掃除した床に家具や家電のホコリが落ちてきてしまい、床掃除をもう一度繰り返す羽目になりかねません。
効率よく掃除を行う大原則は、上から下へです。
まずは家具、家電のホコリを拭き取るかはたいて床に落としてから掃除機をかけ、床を拭く場合は一番最後にやるようにしましょう。
掃除の大原則は上から下へと言ったばかりですが、油汚れや水あかなどで洗剤を使って掃除する場合は例外です。
洗剤を塗布するのも、洗剤を拭き取るのも下から上へ進めていきましょう。
こうすると、洗剤の量が多少多くてもそれを拭き取りながら掃除を進められるので、家具やお部屋の材質を傷めたり変色したりという失敗を未然に防止することができます。
汚れた壁を掃除するのに洗剤をスポンジに含ませて上から下へ塗布したら液だれだらけで壁に変な模様ができてしまった、なんてことにならないように注意しましょう。
汚れがひどい箇所を掃除するときは、ついつい焦ってしまい、洗剤を汚れた箇所に直接かけてしまったりしがちですが、これは絶対にやめましょう。
万一、家具や部屋の材質に合わない洗剤だったりすると、材質そのものを傷めてしまい、掃除どころか全くの逆効果になってしまいます。
もちろん、掃除する箇所の材質と洗剤の特性が正しく把握できていればそんなに慎重になる必要はありませんが、プロの掃除屋さんでもない限り、たまの掃除で正確な判断ができるとは限りません。
洗剤を使う掃除で一分一秒を争うなんてことはありませんから、焦らずに落ち着いて、まずはスポンジか雑巾に洗剤を含ませて、目立ちにくいところに少しだけ塗布してテストをしましょう。
こうすれば、万一材質に合わない洗剤を使ってしまっても、被害はテスト部分の傷みだけの最小限にとどまるので、何かとリカバリーは行いやすいものです。
目立たない場所に塗布して、拭き取って、掃除箇所の材質に問題が生じなければ、そこら本格的な洗剤を使ったクリーニングを開始しましょう。
その場合も、洗剤は必ずスポンジにつけて塗布してください。
少量のテストで問題なかったとしても、使う洗剤の量が増えると問題が生じるケースもあります。
大切なお部屋や家具をダメにしないために、何度か同じ個所を掃除して問題ないことが確認できるまでは、洗剤は慎重に使いましょう。
掃除の段取りでもう一つ大切な順番が「奥から手前へ」です。
特にフローリングの床のワックスがけや水拭きで、逆の順序で部屋の手前から奥に向かって掃除をしていくことを想像してみてください。
奥までワックスがけが終わって、ワックスが渇く前の床を踏んで部屋から出たら、せっかくのワックスがけが台無しですよね。
床の水拭きの場合でも、水分が乾く前に床を踏むと、そこだけ足跡が残ったり、汚れたりしてしまいます。
せっかく掃除した場所を踏まないようにするために、ぜひ頭に入れておいてください。
ひどい汚れがある場合、気持ち的には、最初から汚れの激しい場所に強力な洗剤を使ってやっつけたくなるところですが、ちょっと待ってください。
最初からそんな強力な洗剤を使ってしまって、家具やお部屋の材質そのものを傷めてしまったり、変色させてしまったりする心配はありませんか。
洗剤のところでも述べたように、洗剤が材質にどんな影響を及ぼすのかを素人が的確に判断することは非常に難しいものです。
ですから、まずは軽い汚れを中性洗剤などのマイルドな洗剤で落とすところから始めるのが安全です。
マイルドな洗剤で落ちない場合は、少しずつ強めの洗剤で少量ずつ目立たない箇所で試してみて、材質に影響がないかどうかを確認しながら作業を進めるようにしましょう。
以上、今回は、掃除の段取りについてご紹介しました。
せっかく貴重な時間と労力を使ってお掃除をするのですから、ぜひあなたも、これらの段取りを守って失敗のないお掃除をしてくださいね。
神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
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さて、今回のブログでは、掃除をどんな風にやったらよいのかわからない、という方のために、毎日の生活の中で掃除に継続的に取り組むための基本的な原則をご紹介したいと思います。
掃除というのは凝り始めるとキリがありません。
理想を追い求めてしまうと、あれもやろうこれもやろうと、それこそ底なし沼にはまってしまいます。
結局、そんなに多くのことをやる時間などないので、途中で嫌になってしまい後が続かないということになりがちです。
そこで、まず大事なのは、無理なく継続できる掃除の計画を作ることです。
毎日掃除のために長時間使える人はなかなかいないと思いますので、例えば、①毎日30分使って掃除する場所、②週1回休日に1時間使って掃除する場所、③月1回2時間使って掃除する場所といった形で、掃除の時間と場所を区切って、無理なく続けられる計画を立てましょう。
とにかく、毎日続けることが大事で、掃除を生活習慣にしてしまえればこっちのものです。
「掃除をしないと気持ちが悪い」という気分になればやめようがありませんので、そんな気分になるまで、少しずつでよいので、毎日時間を取って掃除するようにしましょう。
家の中で掃除する場所の材質は千差万別ですが、これを知らずに材質に合わない方法で掃除したり、材質によくない洗剤を使ってしまうと、かえって掃除した場所を傷めてしまうことがあります。
例えば、フローリングの床に重曹やセスキ炭酸ソーダを使ったらどうなるでしょう。
これらはキッチンなどのしつこい油汚れを落とすのには適しているのですが、フローリング床に使ってしまうと、床のワックスがはがれてしまったり、掃除した場所だけ色や質感が変わってしまったりすることがあります。
こうなると、せっかくきれいにしようと思って努力したのに真逆の結果になるわけですから、気分は落ち込むし、やる気はなくなるしで、明日も掃除をしようという気にはなれなくなってしまいます。
こんなことにならないように、掃除部分の材質をよく知って、材質に合ったやり方で掃除を行うようにしましょう。
もし、どんな掃除の仕方がよいのかどうしてもわからない場合には、まずは目立たない場所の小さな範囲で少しだけ試してみるようにしましょう。
これなら、もし間違ったやり方で材質を傷めてしまっても、お部屋のダメージを最小限に抑えることができます。
汚れというのは時間が経つほどにこびりつき、落ちにくくなるものです。
ガスレンジの吹きこぼれや換気扇の油汚れなど、軽いうちならちょっと拭き取ったり、少しの洗剤で落ちるものが、時間が経つと簡単には落ちてくれない頑固な汚れになってしまいます。
ほんのひと手間を面倒がらずに、汚れたらすぐに拭き取るというだけで、その後の掃除が格段に楽になります。
汚れをすぐに拭き取れるようにするために、よく使う雑巾、キッチンペーパー、洗剤などは、すぐに手が届く場所に置いておくことが重要です。
とにかく、ちょっとした日々の隙間の時間や、何かをやるついで、何かをやりながら、少しだけ掃除をしましょう。
例えば、洗面所で手洗いしたついでに洗面台の水滴や水あかを拭き取ったり、トイレのついでにブラシで便器をこすったり、リビングでテレビを見ながらハンディモップでホコリを拭き取ったり、粘着式クリーナー(コロコロ)でカーペットを掃除したりといった具合です。
どれも、わざわざ時間を取ってやろうとすると面倒に感じますが、「ついで」や「ながら」を習慣にするとそれほど苦になりませんからお勧めです。
前回までのこのブログでも紹介した掃除道具ですが、掃除道具というのは上手く使えば便利な反面、それこそ種類は世の中に五万とありますから、凝りだすとキリがありません。
掃除をせずに掃除道具や洗剤を購入しただけで掃除をした気分になってしまう人もいると思いますが、それでは道具や洗剤が増えるだけで、かえって部屋が散らかる原因になってしまいます。
道具をいたずらに増やすことなく、本当に掃除に必要な道具をコンパクトにそろえて、それらを上手に使っていくのが、日々の掃除を習慣づけていくのにはとても大切なことです。
道具や洗剤を上手に使うには、それらの用途や特性をしっかり理解することが必要です。
リビングのフローリングのホコリとキッチンのガスレンジの油汚れでは、掃除に使うべき洗剤も道具も全く違いますよね。
どの場所にどの掃除道具と洗剤を使えばよいのか、これをしっかり頭に入れておけば、不必要な道具を買ってしまう無駄を省けるだけでなく、毎日の掃除の効率がグンと向上します。
下の関連リンクのページでも詳しく説明していますので、ぜひ目を通してみてください。
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さて、今回は、掃除に最低限必要な道具シリーズの最終回で、洗剤について取り上げてみたいと思います。
8. 洗剤
掃除に使う洗剤は、その用途や汚れの程度によって無数の種類の製品が販売されていて、どれを買ったらよいのかとても迷いますよね。
でも、実はそんなに難しく考える必要はなく、最低限ということなら、アルカリ性の洗剤と酸性の洗剤の2種類あればOKです。
要するに、汚れは「中和」して落とすのが基本なので、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、逆に、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤をぶつけるわけですね。
では、具体的に何を買えばよいのかというと、(1) 重曹と(2) クエン酸がお勧めです。
いずれも身体にも環境にも優しく、しっかりアルカリ性(重曹)、酸性(クエン酸)の成分なので、この2つがあれば様々な汚れに対応できます。
ただ、いずれも強い洗浄力を持つ分、デリケートな製品に使うと製品そのものを痛めてしまうことがあります。
そんなときのためにもう一つ用意しておきたいのが(3)中性洗剤です。
まずは、これら3種類の洗剤を揃えてから掃除を始めましょう。
それでは一つずつ見ていきましょう。
(1) 重曹
(i) 使い方
よく、水と重曹を混ぜた重曹水を汚れにスプレーして掃除しましょうという記事を見かけますが、実は、これはあまり効果が期待できないのでお勧めしません。
重曹水は非常に弱いアルカリ性なので、身体には優しいのですが、その分洗浄力はあまり強くありません。
そこで、頑固な汚れにも使いたい場合は、よりアルカリ性が強くなる重曹沸騰水を使うのがお勧めです。
これは、水1リットルを鍋(但しアルミ製、銅製は不可)で65℃以上に熱して、そこに大さじ5~6杯の重曹を少しずつ加えて混ぜて作るものです。
重曹を加えるときに化学反応して気泡が発生しますが、これは無害な二酸化炭素なのでご安心ください。
重曹がしっかり溶けたら、あとは室温になるまで冷ましてからスプレーボトルに入れて使いましょう。
スプレーボトルは100円ショップなどで手に入るもので十分です。
但し、アルカリ性が結構強いので、素手で触れないように、扱うときは必ずゴム手袋やポリ手袋をするようにしてください。
(ii) 落とせる汚れ
アルカリ性の重曹沸騰水を使って落としたい酸性の汚れというのは、例えば、油汚れ、手あか、皮脂などのベトベト系の汚れが挙げられます。
そのほかにも、食べ物の食べこぼし、血液、焦げ付きなどが酸性です。
キッチンや浴室などで発生するカビは、食べ物のカスや汁、皮脂を栄養にして繁殖していることが多く、酸性の性質を持っていますので、アルカリ性の強い重曹沸騰水を使って落としましょう。
(iii) 使用上の注意
そんな便利で有能な重曹沸騰水ですが、アルカリ性だけに、使用する際には注意点もあります。
まず、上にも書きましたが、アルカリ性が強いので、素手で扱わないことです。
重曹沸騰水などのアルカリ性の洗剤は、油を中和して落とす性質があるので、素手で触ったり、素肌に付着すると、皮膚の表面の皮脂を根こそぎ落としてしまいます。
手荒れ、肌荒れの原因になりますので、必ずゴム手袋やポリ手袋をして扱うようにしましょう。
次に、アルミ製品、銅製品、テフロン加工の鍋などに使用しないことです。
アルミや銅はアルカリ性の重曹沸騰水と化学反応を起こして真っ黒に黒ずんでしまいます。
テフロン加工の鍋は、表面の加工が剥げてしまう危険があります。
また、天然木の家具などに使うと、木のたんぱく質と反応して黄色いシミになってしまうことがあるので、これも避けたほうが無難です。
(2) クエン酸
(i) 使い方
水200ml(ミリリットル)に対してクエン酸小さじ1杯を混ぜてクエン酸水を作り、スプレーボトルに入れておきましょう。
汚れの度合いに応じてクエン酸の量は多少増やしてもOKです。
これをスプレーして、汚れを中和して落とすのが基本的な使い方です。
クエン酸にはこのように水溶液を洗剤として使う方法のほかにも、粉のまま使う方法もあります。
電気ポットや食洗器など、水を使う家電の場合は、粉のまま入れて内部を洗浄することができます。
クエン酸水をスプレーしたり、クエン酸で内部洗浄したときは、焦ってすぐに洗い流さずに、しばらく放置することが大切です。
ある程度時間をかけて水あかを中和してくれるので、じっくり待ってから水で洗い流しましょう。
鏡のウロコ(水あか)など、スプレーが定着しにくい場所に使う場合は、キッチンペーパーにクエン酸水をしみ込ませ、これを鏡面に貼り付けて使いましょう。
このとき、その上からさらにラップを貼ると完璧です。
30分ほど放置した後に水で流すと、鏡面の水あかがきれいに落ちていますよ。
(ii) 落とせる汚れ
酸性のクエン酸を使って落とせるアルカリ性の汚れとしては、水あか(水道水のカルシウムやミネラルが固まったもの)を筆頭に、トイレの便器の黄ばみや尿石、お風呂の石けんカスなどが代表的なものです。
クエン酸には、これらの汚れを落とすだけでなく、酸性の性質を利用して殺菌にも使えます。
具体的には、キッチンの排水口、三角コーナー、まな板の生臭いにおいやトイレの便器、壁、床などのアンモニア臭、クッションやカーテンに付いたたばこのにおいなどの消臭に、クエン酸水は効果を発揮します。
いずれも、まず表面の汚れやほこりを除去してから、クエン酸水をスプレーしてしばらく放置した後に、水で洗い流すか水拭きしてみてください。
(iii) 使用上の注意
クエン酸やクエン酸水を使用するときには、その酸性の性質に気を付ける必要があります。
まず気を付けるべきは、塩素系の洗剤や漂白剤と決して混ぜないようにすることです。
クエン酸が塩素系の洗剤と混ざると中和しようとして化学反応を起こし、有毒ガスを発生します。
この有毒ガスには独特の刺激臭があり、これに触れたり、このガスを吸い込んだりすると、呼吸器や目、口腔内の組織が破壊され、目や鼻などの粘膜に激しい痛みを覚えることがあります。
万一、このような事態になったら、とにかく患部を何度も流水で洗い流してください。
高濃度の塩素ガスを大量に吸い込んでしまうと中毒症状を発症し、最悪の場合には死に至ることもあり極めて危険ですから、すぐに病院に行きましょう。
次に、鉄、アルミ、銅などの金属製品、大理石、白木などの自然製品、テフロンやニス塗りの表面加工された製品には使用しないことです。
クエン酸の酸性の成分はこういった金属類や自然製品を錆びさせたり、腐食させる力があります。
大切な家具や道具を劣化させないように使う対象の材質にはよく注意しましょう。
(3) 中性洗剤
(i) 使い方
中性洗剤には、食器用、浴室用、トイレ用、リビング用など、ドラッグストアに行くとそれこそ無数の商品が陳列されていて、1つだけ選ぶとなると大変です。
これらの中から日常の掃除用に中性洗剤を1つ選ぶのであれば、台所用、食器用の中性洗剤を選べば、様々な用途に利用できます。
汚れがひどいものには原液のまま使えますし、新しい汚れや軽い汚れには何倍かに希釈して使うこともできます。
中性洗剤は、その名のとおり中性ですから、基本的には素手で使っても肌荒れの原因にはなりにくく、アルカリ性洗剤や酸性洗剤では素材を痛めるリスクの高かった金属や表面加工品などにも安心して使えます。
ただし、中性洗剤に含まれている油分を落とす成分である界面活性剤の種類によっては、中性であっても手荒れの原因になる場合があります。
特に、強い洗浄力をウリにしている製品には注意が必要です。
中性洗剤はもともと強い洗浄力に期待すべき洗剤ではありませんので、できれば、環境にも身体にも優しい天然由来の植物成分で作られたものを選びたいですね。
(ii) 落とせる汚れ
中性洗剤は、新しい汚れや軽い汚れであれば、酸性であってもアルカリ性であっても落とすことができます。
食事の後の食器や鍋などの汚れは、まさに中性洗剤の得意分野です。
また、アルカリ性洗剤や酸性洗剤では素材を傷つけるおそれのあった金属製品(アルミや銅など)、大理石、表面加工品などでも、中性洗剤なら心配なく使えます。
ただ、そんな中性洗剤でも、天然木製品、壁紙、布製品に原液を塗布するとシミになってしまうことがあります。
デリケートな素材に使用する場合には、何倍かに薄めて目立たないところで試してから判断するのが無難です。
また、こびりついた古い汚れや頑固な汚れには、中性洗剤では歯が立たないことがあるので、その場合は、汚れの正体を見極めたうえで、アルカリ性洗剤か酸性洗剤を使うようにしましょう。
(iii) 使用上の注意
食器などの洗い流せる素材の場合、中性洗剤を原液のまま使っても問題ないのですが、そうでないものの場合には、シミや変色の原因になりやすいので、水で希釈してから使いましょう。
水洗いできない場所に使ったときは、その部分をしっかり水拭きするように気を付けましょう。
それから、中性洗剤に使われている界面活性剤ですが、現在市販されているものの多くに石油系の合成界面活性剤や化学物質が使われており、これらの中には環境や健康へのリスクが指摘されているものがあるので注意が必要です。
特に、食器用として使用する中性洗剤は、食器に残留した洗剤が自分や子供の口から体内に入るリスクがあるわけですから、天然由来の界面活性剤が使われていて生分解性が高い、より安全なものを選択したいところです。
そういう意味では、洗浄成分として、純石けん成分である脂肪酸カリウムや脂肪酸ナトリウムを使用しているものがお勧めですね。
以上、今回は掃除に使う洗剤についてまとめてみました。