神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
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さて、あなたのお部屋は、下の写真のリビングのように、あなたにとって居心地の良い快適な空間になっていますか。
今回は、トランクルームを検討する前のさらに前の話。
散らかったお部屋がなぜいけないのかという「そもそも」のお話を考えてみたいと思います。
部屋が散らかっていたからといって、自分の部屋の中だけなら他人に迷惑をかけるわけではないし、散らかった部屋に住んでいても直ちに命に関わるわけではありません。
それなのに、なぜ部屋を片づけなければいけないのか。
結論から言うと、散らかった部屋はあなたから快適な日常生活を奪うからです。
言い換えると、散らかった部屋はあなたの身体と精神の健康に悪影響を及ぼし、あなたの貴重な時間とお金を奪うのです。
それでは、散らかった部屋がどんな風にあなたの快適な生活を蝕んでいってしまうのか、そのデメリットを具体的に見ていきましょう。
1. 散らかった部屋が身体に及ぼす影響とは
散らかった部屋、掃除が行き届いていない部屋ではハウスダストが増え、ダニ、ノミなどの害虫が発生しやすくなります。
不快ですよね。
(1) ハウスダストはバカにできない
ハウスダストというのは細かいホコリのことで、具体的には、部屋のホコリのほかに、ペットの毛、人の髪の毛、フケ、花粉、衣類の繊維、ダニなどのフンや死骸などです。
散らかった部屋は掃除がしにくいので、自然に掃除をしなくなったり、掃除をしたとしても行き届かない場所が増えてきます。
そんな掃除をしていない部屋で生活していると、これらのハウスダストが大量に含まれた空気を日々吸い込みながら生活しなければならないのです。
ハウスダストは人間の身体にアレルギー症状を引き起こしたり、気管支炎や、ひどいときにはぜんそくの原因になることがあります。
ひどいときは日常生活に支障をきたす深刻な問題になりかねませんから注意が必要です。
(2) ダニ、ノミは不潔のしるし
ダニやノミは、その種類によって、人のフケや垢、髪の毛などをエサにして繁殖するものがあります。
逆に言うと、エサがなければ繁殖できないわけですから、ダニやノミが発生するということは部屋が不潔な状態であることのしるしということです。
また、ダニの中には、イエダニといってねずみなどの哺乳類の血を吸って繁殖するものもあり、それらは、部屋の中で発生すると人間の血も吸いに来ます。
こわいですね。
(3) カビやゴキブリなど
そのほかにも、散らかった部屋、掃除をしていない部屋には、カビが発生しやすかったり、ゴキブリやゲジゲジが発生したりすることがあます。
2. 散らかった部屋が精神に及ぼす影響とは
散らかった部屋が精神面に及ぼす影響は人によって様々ですが、例えば、目に入ってくるモノが多すぎること(情報過多)に対するストレスの増加、掃除や片付けの意欲低下による前向きなマインド(やる気)の低下、部屋を片付けられないことに自己嫌悪を感じてしまうことによる気分の落ち込みなどが考えられます。
(1) 情報過多
人の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の中で現代人が最もよく使っているものは何といっても視覚です。
目を覚ましている間は常に何かを見ている状態であることに加え、スマホ、テレビ、PCの画面を見ているときは大量の視覚情報を目から脳に取り込んでいるわけですから、それを処理するために脳はフル稼働しています。
当然、フル稼働が続けば脳は疲れますから自宅ではリラックスさせてあげたいところなのですが、部屋が散らかっていると脳が情報過多の状態から逃れることができず、脳は慢性疲労に陥ります。
脳が慢性疲労になると、精神的なストレスや落ち込みはもちろん、ひどい場合には身体的な痛みや疲労感が発症する場合もあるので注意が必要です。
旅行に行ってホテルに泊まると、そんなに部屋は広くないのに、快適にゆったりした気持ちで過ごせることがありませんか。
これはなぜかというと、ホテルには寝泊まりするのに必要最低限のモノしか置いていないので、余計な視覚情報が入ってこないという面が大きいのです。
どんな高級ホテルでも、1つ1つの家具や調度品が高級ではあっても宿泊環境は極めてシンプルで、モノがあふれてるなんてことはありません。
散らかったお部屋に疲れたら、ビジネスホテルでもよいので何もない部屋でゆっくり1泊してみるのもよいかもしれません。
(2) やる気の低下
散らかった部屋で何かを始めるには、多かれ少なかれ、まずは何かをする場所を作るための片付けから手を付けなければなりません。
このとき、ほんの数分程度で片付けが終わってやるべきことを始められればよいのですが、部屋の散らかり方がひどい場合には、片付けだけで10分、20分、30分とかかってしまうことがないでしょうか。
こうなってくると、本来の目的と異なる片付けのほうにエネルギーを集中的に使わざるを得なくなり、片付けが済んだところで力尽きてしまいます。
当然、本来やるべきことが満足にできなくなってしまいます。
これでは、家で何かをやる気は失せてしまいますし、前向きに新しいことに挑戦するマインドはどんどん低下していってしまいます。
加えて、部屋が散らかったままでは友達を自分の部屋に呼ぶことにも億劫になってしまいますから、ますます気持ちが内向きに、消極的になってしまいがちで、やる気がどんどん失われていくのです。
(3)自己嫌悪
雑誌やテレビを見ていると、きれいに整理されたおしゃれな部屋がたくさん目に入ってきます。
自分も同じようにスッキリきれいな部屋で過ごしたいなと思うことも多いのではないかと思います。
でも、現実の自分の部屋が散らかっているのを見ると、そんな自分に心の中でダメ出ししていませんか。
なんで自分は部屋の片づけくらいのこともできないんだろう。自分はなんてダメな人間なんだと。
これ、本当は部屋が散らかっているだけで自己否定みたいなことをする必要は一切ありませんし、人に迷惑をかけているわけでもないのですから、そこまで自分にダメ出ししなくてもよいのです。
もちろん、自分にダメ出しして奮起できる人はそれでもよいのですが、大半の人は自己嫌悪みたいな感情になりがちで、自分自身にOKを出せないことが精神的に大きなストレスになってきますから、快適な日常を取り戻すためには何かを変える必要があるのです。
長くなってきたので続きは次回にしたいと思います。
ネガティブな話が多くなってしまい負のフォースが全開ですが、大切なところですのでもう少しお付き合いください。