神奈川県横浜市南区の屋内レンタル収納、蒔田駅徒歩2分のトランクルーム、コンテナ、レンタルボックス、貸し倉庫、レンタル収納スペースのジャストキューブ南区宮元町です。
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さて、今回は部屋を片付ける前に行うべき「断捨離」についての第2弾です。
前回は断捨離の中で最も大変な「捨」について、ウェブサイト管理人がやっている準備の仕方をご紹介しました。
今回はいよいよ「捨」の実行編、と言いたいところですが、実行の前にもう1つ必要なことがあります。
それは、「捨」の基準を決めること。
いざ「捨」実行しようと思っても、捨てるもの、残すものの基準が曖昧なままでは、「捨」の効果が得られなかったり、必要なモノを捨ててしまって後から後悔したりといったことになりかねません。
実行を焦らず、まずは自分の今の生活を振り返り、また、これからの人生をどう生きたいかをしっかり自分に問いかけて、あなたなりの「捨」の基準を確認してください。
4.「捨」の基準を確認する
最初はとにかく、無理のない基準、自分にとってストレスにならない基準を決めましょう。
ウェブサイト管理人は断捨離お勧め派ではありますが、極端な断捨離、無理な断捨離はお勧めしません。
ダイエットと同じで、何事も極端にやってしまうとその反動(所謂リバウンド)があるものです。
なぜリバウンドするかというと、それはダイエットや断捨離自体がストレスになっているからです。
いずれも、人生を良くしようとしてやっているのにストレスが大きくなるようでは本末転倒ですよね。
そこで、「捨」の基準をどこに置くかですが、これは人によって様々です。
断捨離初心者の方は特に無理しないようにしていただきたいので、例えば、「(1)残すもの」、「(2)捨てるもの」の基準を一旦決めておき、「(3)どちらにも当てはまらないもの」については個別に吟味して、迷ったらひとまず残すくらいの、ゆるーい感じで始めるのがよいと思います。
具体的な基準としては、例えば次のような感じです。
(1) 残すもの
(i) 過去3ヶ月以内に使ったことがあるもの
過去3ヶ月以内に使ったものは、所謂生活必需品かあなたがとても気に入っている品物と言ってよいので、あまり考えずに残す選択でよいと思います。
(ii) 重要書類
例えば、契約書、保険証券、預金通帳、各種資格証明書などです。
こういったものは当然ですが、紛失や毀損することがないようにしっかりと保管しましょう。
これら以外にも、例えば家電製品の取扱説明書や保証書なども、いざというときにないと困る書類だと思います。
ただ、家電製品の取扱説明書については、今ではほとんどがデジタル化されてメーカーのウェブサイトで入手可能になっていますので、PDFファイル形式で保管して冊子は捨てるという方法もあります。
家電製品をたくさん持っていらっしゃる方には、「トリセツ」という、家電の取扱説明書とレビュー記事を手間なく一元管理できる便利なスマホのアプリがありますので、ご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
(iii) 思い出の品
替えの効かない大切な思い出の品は、一旦捨ててしまうと後から手に入れることができないので、基本的には残します。
ただ、思い出の品もあまりに多いとさすがに考えものです。
そんなときは、実物ではなく写真や動画のデータに残す形で置き換えられないかを考えてみましょう。
データの形にすれば保管に場所は取りませんし、クラウド上に置いておけば紛失のリスクも小さくなります。
(iv) 自分の人生を豊かにしてくれるもの
人には、他人から見たらどうでもいいようなものでも、自分自身にとっては人生の中で大切なモノというのがあるものです。
普段はあまり使わなくても、それがあることで自分の人生を楽しくしてくれるものや心を豊かにしてくれるものは、他人が何と言おうが大切です。
具体的な品物は人によりますが、例えば、好きな作家の本、絵画、コレクション、プラモデル作品などがあるかもしれません。
こういったものまで捨ててしまっては人生を楽しむことができなくなってしまい本末転倒ですから、まずは残す方向で作業を進めましょう。
(v) 高価なもの
宝石、貴金属、高級腕時計など、普段使わないけど高価なものってありますよね。
これらは使わないからといってゴミに出すのは憚られますから、一旦残さざるを得ないでしょう。
ただ、あるのに使わないのはまさしく宝の持ち腐れというやつです。
宝石や貴金属で形が気に入らないものなどはリフォームして使うという方法もあります。
それでも使わないものは、買取ショップに持ち込んで換金するのも一つの方法です。
(2) 捨てるもの
(i) 明らかなゴミ
言うまでもありませんが、何も考えずに捨てましょう。
賞味期限切れ(又は賞味期限が不明)の食品や飲料、欠けた食器や茶わん、空き缶、空き瓶、過剰なまでの紙袋やレジ袋のストック、古いレシート、使わない割引券やポイントカード類、古い小物文房具、使い残しの化粧品、用済みの書類など、捨てずに放置されている明らかなゴミは、実は家の中にたくさんあると思います。
(ii) 過去1年以上使用していないもの
1シーズン過ぎて1度も使わなかったものは、ほぼほぼ一生使わない、又は、一生使えなくても大きな問題は生じないものと考えてよいでしょう。
この基準はきっちり1年にしなくても、例えば、「前回いつ使ったか覚えていないもの」でもよいと思います。
(iii) 代わりになるものがあるもの
例えば、同じような鍋がたくさんあったり、同じような洗剤がたくさんあったりしませんか。
日用品には本当にたくさんの種類がありますし、メーカーも次から次に機能の高い商品を開発しますから、ついつい新しいものを購入して、少し前に買ったものが放置される状態になりがちです。
そんなことから、生活に必要でも機能が重複したモノを複数持ってしまうことはよくあることです。
これがなくても代わりにあっちを使えばよいじゃない、なんてものがあれば、それは捨てられるものかもしれません。
(iv) 他人からのもらいもの
多くの人は、他人からのプレゼントやいただきものを「せっかくいただいたものを捨てるわけにいかないから」という理由だけで捨てずに置いておきます。
でも、これ本当に必要でしょうか。
よほど気に入ったものなら別ですが、そうでなければ捨ててしまってもよいのではないでしょうか。
大切なのはモノではなくモノをくれた方の気持ちですから、それをしっかり心に刻むために、モノは写真データに残して、いつ誰からいただいたモノかを記録に残し、モノ自体は処分してしまいましょう。
(3)どちらにも当てはまらないもの
上記の(1) 残すもの、(2) 捨てるもののどちらにも当てはまらないものは個別に判断していきましょう。
そのときに判断基準になる考え方についても少し整理しておくとよいと思いますが、例えば、次のようなことが考えられると思います。
・ 次に使うときが具体的に想像できるか(Noなら捨てる)
・ 今でもお金を出して買いたいと思うものか(Noなら捨てる)
・ 必要な時にお金を出せば買ったり、借りられたり(レンタル)するものか(Yesなら捨てる)
今回は以上です。
次回はいよいよ「捨」の実行編に進みたいと思います。